谷口香嶠筆 平重盛沈勇図 黒田清綱歌 猪飼嘯谷箱書

軸先含めない全体的な大きさは143cm×40cm程度です。



谷口香嶠
作家名よみたにぐち・こうきょう
作家名ローマ字TANIGUCHI，Kokyo
生年1864
生年（和暦）文久04年
没年1915
没年（和暦）大正04年
経歴
1864年（元治元）、現在の大阪府和泉市に生れる。本名槌之助。1884年（明治17）、京都の幸野楳嶺の門に入る。1895年（明治28）、第4回内国勧業博覧会で《捻華微笑》が三等一席となる。1900年（明治33）、パリ万国博覧会に《驟雨》を出品、銅牌を受賞。その他の共進会でも受賞を重ね、竹内栖鳳、菊池芳文、都路華香とともに楳嶺門の四天王と称された。1902年（明治35）、イタリア、トリノ市の万国装飾博覧会に出張視察のため渡欧。さらに各国の美術工芸を視察し、翌年帰国。1907年（明治40）、第1回文展で《山嫗》が三等賞を受賞。その後文展審査員をつとめた。有職故実に通じ、京都画壇における歴史画をリードした。また京都市立美術工芸学校や京都市立絵画専門学校でも教諭として後進を指導。1915年（大正4）、死去


くろだ‐きよつな【黒田清綱】
［1830～1917］政治家・歌人。鹿児島の生まれ。清輝せいきの養父。幕末の王政復古運動に奔走。和歌に秀で、明治・大正天皇の和歌の師。貴族院議員・枢密顧問官。著「滝園歌集」。

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